1 月 2日~4 日の3夜にわたり、歌舞伎町で開催された新たなアートイベント。
芸術監督は Chim⇧Pom from Smappa!Group。三夜にわたって、王城ビル、新宿歌舞伎町能舞台、デカメロン、WHITEHOUSE、東京砂漠など、歌舞伎町エリアに近年続々とオープンしてきた個別のスペースをアートの生態系として繋げ、歌舞伎町がすでに独自の芸術地区として成立していることを可視化することを試みました。
新宿歌舞伎町能舞台のプログラム
■渡辺志桜里
渡辺志桜里、安田登、加藤眞悟、ドミニク・チェンによる新作能『射留魔川』を、安原杏子 a.k.a 青椒肉絲の映像インスタレーションとして展開しました。
『射留魔川』は「人間宣言」をテーマに、天皇制神話や単一民族の幻想からの解放、多様性と自然との共存を問い直す作品です。また、歴代天皇の肖像をガラスの面として制作した渡辺志桜里の新シリーズも展示しました。
■チェン・ティエンジュオ
11月2日(土)21:00~・Part I: Moyang / 先祖 (perform by Siko Setyanto X 西原鶴真)
11月3日(日)21:00~・Part II: Seaman / 漁師(perform by Siko Setyanto X Kadapat)
「中国ミレニアル世代の騎手」と呼ばれるチェン ・ティエンジュオとダンサーのシコ・スティヤントがそれぞれの芸術的ビジョンを融合させ、新宿歌舞伎町の能舞台で変幻自在の体験を創り出しました。能楽の豊かな伝統に基づき、現代的な要素と伝統的な形式を融合させながら、動きとイメージの革新的な探求を各日に展開しました。
関連サイト
BENTEN2024 公式サイト https://benten-kabukicho.com/

